履歴書作成
履歴書作成ページ Version0.924

このページでは、多摩通信社  山口志義夫さんの履歴書スタイルファイルなどに 基づいて履歴書のPDFファイルを生成します。
まずはこの文のすぐ下、左端にあるPDF生成ボタンを押して、どのような履歴書が作成できるのか 確認してみてください。
このページのフォームにあなた自身のデータを入力してPDF生成ボタンを押せば、自分のPDF履歴書が無料で作成でき、 これをダウンロードして使用できます。 このページの操作方法など、より詳しく知りたい場合はこのページ下部の解説を見てください。
なお、職務経歴書を作成できる 職務経歴書作成ページもあります。またこちらに履歴書PDF作成サイト比較ページを作ってみました。

このページに対するご意見、ご感想、ご質問などは、よろしければこちらの掲示板に書き込んでください。

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解説

一般情報

使用法等

PDFの生成
使用方法は、フォームの内容を自分の目的と合うように編集して、PDF生成ボタンを押すだけです。 PDF生成が成功するとそのPDFファイルが別ウィンドウ(または別タブ)で開きます (Adobe Reader等のPDFプラグインが必要です)ので、内容を確認して必要ならPDFファイルをダウンロードしてください。
もしPDFが作成できなかった場合は、そのようなメッセージが表示されますので"ログを見る"ボタンを押して ログファイルを確認してください。そしてログファイルの内容から、修正すべき場所を発見し、修正してください。 TeX版でTeX入力ができる箇所で誤ったTeXの入力をしたり、PostScript版で閉じていない中括弧を 入力したりするとPDFが生成できない場合があります。
出力形式の選択
このページでは出力形式として、旧JIS形式、新JIS形式1、新JIS形式2の中から任意の形式を選択できます。 そして、旧JIS形式ではA4x2枚(トンボ付または無)、B5x2枚の中から任意の用紙が選択でき、 新JIS形式ではそれぞれB5x2,B4x1,A4x2,A3x1の中から任意の用紙が選択できます。 出力形式は画面左上PDF生成ボタンの近くにある、出力形式のラジオボタンから任意のものを選択します。用紙はその上の用紙選択ドロップダウンリスト の中から選択します。下記に出力例を示します。
旧JIS版と新JIS版の違い
履歴書にはJIS規格準拠といっているものがありますが、これはJIS Z 8303「帳票の設計基準」の規定をみたし、 この規格に記載されている履歴書の様式例に従ったものを言っていると思われます。 ただしJIS Z 8303によると、この様式例は説明のためにあるもので、規定自体ではないとしています。

このページで言う旧JIS版とは2008年以前のJIS規格の様式例にある入力項目を持つもので,新JIS版とは 2008年改訂のJIS Z 8303の履歴書様式例にある,入力項目をすべて持っているものとします。つまりJIS様式例のとおりの 履歴書を受けとることを想定しているところに提出しても、受取人が困ることがないものであることを目指したものです。

このページで言う新JIS版と2008年版JIS Z 8303に記載の履歴書様式例との違いは、携帯電話番号、Emailアドレス、 FAX番号、中心点や三つ折り時の目安点等、様式例には記載されていないけれども、あると便利かもしれない 項目が追加されていることと、志望の動機、扶養家族等の表示形式がやや異なることです。

新JIS版1と新JIS版2の違いは、新JIS版1では、趣味,特技、自己PR欄などの部分を多めにとり、 その分学歴・職歴欄を短くしていて、新JIS版2では、趣味、特技欄などを削って、 学歴・職歴欄を増やした物となっていることです。

旧JIS版ではTeXを使用して組版を行っているので、TeXコマンドを使ってみたい人、また英文ハイフネーションや和文 禁則処理を美しく処理したい人に適しています。また旧JIS版のみにある保護者欄等を使用したい人なども こちらを使用してください。

新JIS形式は直接PostScriptで書かれたもので、フォントサイズの細かな変更、フォントの埋め込み等の 指定ができます。英文/和文の禁則処理はTeX版ほど凝ってはいませんが、一応基本的な処理は行います。新JIS規格のものを 使用したい人はこちらを選んでください。

違いをまとめると以下のようになります。

旧JIS版(TeX)
  • 2008年改訂以前のJIS規格準拠
  • 呼び出し欄、保護者欄がある
  • 学歴・職歴欄や資格リストが長い
  • テキスト折り返し時の禁則処理等が美しく処理される。
  • TeXコマンドが入力できる。
新JIS版1(PostScript)
  • 2008年JIS規格準拠
  • 携帯電話欄、FAX欄、Email欄、採用者側記入欄、最寄り駅欄がある
  • 学歴・職歴欄が短い。
  • 志望動機、自己PR、趣味特技、本人希望記入欄が独立してあり、記入可能エリアが広い。
  • 上記の欄のフォントサイズが細かく変えられる
  • テキスト折り返し時の禁則処理等がそれなりに処理される。
  • A3またはB4用紙1枚にまとめた出力ができる。
  • 日本語フォント埋め込みPDFが作成できる
 
新JIS版2(PostScript)
  • 2008年JIS規格準拠
  • 携帯電話欄、FAX欄、Email欄、採用者側記入欄、最寄り駅欄がある
  • 学歴・職歴欄が新JIS版1、旧JIS版に比べて長い。
  • 志望動機欄が旧JIS版に比べて広い。ただし、趣味,特技、自己PR欄は独立していない。
  • 上記の欄のフォントサイズが細かく変えられる
  • テキスト折り返し時の禁則処理等がそれなりに処理される。
  • A3またはB4用紙1枚にまとめた出力ができる。
  • 日本語フォント埋め込みPDFが作成できる
日本語フォントの埋め込み
新JIS版(PostScrpt版)においては、日本語フォントをPDFに埋め込むか埋め込まないかを選択できます。日本語フォントを埋め込むと、PDFのファイルサイズは大きくなりますが、どのOSのマシンに持っていっても同じように出力されます。日本語フォントを埋め込まないものはサイズは小さくなり、適当な代替フォントが見つかるOS上だと美しい表示もできますが、適切な代替フォントのないOS上であると、表示ができなかったり、乱れたりすることがあります。 現状ではWindows上では、埋め込まなくとも綺麗に表示できますが、それ以外のOS上であると、フォントを埋め込んだ方が美しく表示できるでしょう。
日本語フォントを埋め込むかどうかは、画面中央下部の"フォント埋め込み"チェックボックスをチェックするかどうかで指定できます。なお埋め込まれるフォントは現状はTakaoP明朝とTakaoPゴシックまたはフォント埋め込み可能な市販フォントのどれかです。
以下に埋め込んだものと埋め込まないもののサンプルをあげますので、埋め込まないものを見てみて 表示が乱れていれば、PS版出力時の"フォント埋め込み"チェックボックスをチェックして使用してください。おそらくWindows以外のOSではフォントを埋め込んだ方がいいと思われます。
生年月日の入力
生年月日はYYYY/MM/DDの形式でキーボードから入力するか、生年月日入力欄の隣にある、年月日入力ツール(DateField)をマウスでクリックして入力してください。年は年表示の左側にある矢印をマウスでクリックすることで変更でき、月は上部の左右矢印で変更でき、日はカレンダーから選択することができます。
生年月日が入力されると、現在の年齢が年齢欄に自動的に表示され,さらに学歴・職歴入力欄に、その年に生まれたものの標準的な年月を伴った学歴・職歴のテンプレートが表示されます。
学歴/職歴等の入力
生年月日を入力すると、標準的な学歴・職歴のテンプレートが表示されますので、これを編集して自分自身のデータを入力してください。
入学・卒業年次等年月を入力する場合は、表示は和暦でもなされるものの、西暦でしか入力はできません。西暦入力時は、西暦のエリアをマウスでクリックするかTabキーでキーボードフォーカスを目的のセルに移動させると、年と月の数値入力のツールが表示されます。これらにはキーボードから直接数値も入力できますが、キーボードの上下矢印キーやマウスで上下のアイコンをクリックすることで数値を増減させることもできます。また、キーボードの左右矢印キーで、キーボードのフォーカスをもう一方の数値入力ツールに移動させることもできます。キーボードのTabキーでは次のセルにフォーカスが移ってしまうことにご注意ください。なお、年月欄を空白にしたい場合は、月のフィールドに0を入れてください。
また、デフォルトでは高校以降の学歴・職歴しか表示されませんが、小中学校分も学歴を入力したい場合は、学歴職歴リストの左上にある、"小中含む"のチェックボックスにチェックを入れると、小中学校入学・卒業年次もリストに追加されます。
さらに、どこかで、休学・浪人・留年・飛び級等をした場合は、学歴・職歴リストの下部にある、調整ツールを使用して、特定の年の4月から以降の年月を指定の年数だけずらすことができます。デフォルトでは、大学入学に浪人を一年したことを想定して、大学入学の年からプラス1年ずらすような設定になっていますが、これは開始年月を任意の年月に変更する事もできますし、ずらす年月を+10から-10の間の任意の値に設定することもできます。
このリストに新たな項目を付け加えたい場合は、付け加えたいところの前を選択して、"後に行挿入"ボタンを押すか、後の行を選択して"前に行挿入"ボタンを押してください。また、行を削除したい場合は、削除したい行をマウスで選択して、"行削除"ボタンを押してください。この、行挿入・削除操作は、資格リストにおいても同じ操作です。
また、学歴と職歴の間には必ず一行空白の行を入れる必要があり、各学歴/職歴リストの中では空白の行があってはなりませんので注意してください。なお、"学歴"、"職歴"という文字列は自動的に付け加えられるので、入力する必要はありません。
郵便番号の入力
現住所、連絡先住所、保護者住所の入力においては、郵便番号が入力できますが、形式は基本的にDDD-DDDDの七桁 郵便番号を入力してください。郵便番号を入力または変更してフォーカスを別のフィールドに移動させると、システムはサーバーに郵便番号から住所を検索する問い合わせをして、住所とそのふりがなを自動的に所定のフィールドに書き込みます。
正確な郵便番号がわからない場合でも3桁以上の郵便番号を入力すると、後に0を追加した郵便番号として住所を検索し、見つかった住所が自動的に所定のフィールドに書き込まれます。
また、現住所の郵便番号を入れた場合、検索して帰ってきた住所の都道府県部分から、最寄り駅の検索のための都道府県を抽出し、その都道府県を通っているすべての鉄道の路線名リストを自動的に作成します。利用の方法は"最寄り駅の入力支援”の項目を参照してください。
郵便番号データベースは日本郵便のものを使用させていただきました。
最寄り駅の入力支援
Version 0.921から、最寄り駅と路線名を入力する時に、リストからの選択ができるようになりました。画面中央下部の都道府県の部分で、現住所のある都道府県を選ぶか、現住所の郵便番号を入力すれば、その都道府県内を通るすべての鉄道路線名リストが検索され "(線)"で示される路線名ドロップダウンリストに設定されます。
その路線名ドロップダウンリストから、最寄り駅のある路線を選択すると、最寄り駅路線名入力フィールドに選択した路線名がセットされるとともに、その路線内のすべての駅リストを順に"駅"で示される駅名ドロップダウンリストに設定します。この、データ取得はサーバー内のデータベースに問い合わせをしているため、ネットの込み具合によっては数秒掛ることもあります。また、設定される路線名は、リスト内の文字から()の部分を除いた部分になり、中央線などの末尾の"線"の部分も含まれます。
駅名は、路線名を選んで駅ドロップダウンリストに駅名リストをセットした後、最寄り駅名をそのリストから選択すれば、駅名のフィールドに選択した駅名がセットされます。もちろんこれも編集が可能であり、また必ずしもリストから選択する必要はなく、最初から手で入力しても構いません
この路線名・駅名入力支援機能は短い路線名、駅名の場合はそれほど有用なものではないかもしれませんが、例えば茨城県の"鹿島臨海鉄道大洗鹿島線"の"長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅"が最寄り駅である人などにとっては、入力の手間や入力間違いの可能性が減るので、やや有用であるかもしれません。なお、出力時には、路線名や駅名の長さによって、出力形式やフォントサイズを自動的に変更するので、国内の路線名や駅名ならすべて枠に収まるように出力できるはずです。(最寄り駅の出力ができるのはPostScript版のみでTeX版は出力できません。)
駅データベースは駅データ.jpの物を使用させていただきました。
写真の貼付
このシステムで作成する履歴書では、画像イメージとして顔写真のイメージを取り込むことができます。画像を取り込むには画面上部の"写真を取り込む"というラベルのあるチェックボックスをチェックしてください。システムにアップロードされた画像イメージを写真のエリアに取り込みます。アップロードした画像イメージがなければデフォルトの画像が取り込まれます。アップロードされた画像イメージは自動的に高さが4cmとなるようにサイズ変更されますので、イメージサイズはどのようなものであっても構いませんが、縦横比率はそのままでサイズ変更しますので、横長の画像イメージをアップロードすると表示が不自然になるでしょう。
画像は顔写真イメージの下の画像アップロードボタンを押して、画像ファイルを選択することでアップロードできます。アップロードできる画像フォーマットはjpeg,pngまたはgifのものでサイズは10MB以下のものである必要があります。画像イメージはアップロードされると以前にアップロードしたものがあれば上書きしますので常に最新の画像のみが使用されます。
なお、アップロードされる画像イメージはユーザ固有のエリアにアップロードされますので、通常他人から参照されることはありません。またアップロードされた画像は放置しておいても24時間以内に自動的に消去されますが、画面右下のサーバーデータの消去ボタンを押して任意の時点で自分で削除することもできます。
デフォルトの画像はイラストわんパグの物を使用させていただきました。
LaTeXの入力
TeX版では、入力されたテキストはバックエンドでTeXにより組版されますので、基本的に数値以外の文字が入力できるエリアでは、LaTeXのコマンドが入力でき、フォントの変更等をすることができます。ただし、志望の動機等の入力エリアと本人希望等の入力エリア以外のところでは、改行や改段落をすることはできません。なおPostScript版ではTeX入力は単なる文字列として扱われ、TeXの処理はされませんので注意してください。
志望の動機,本人希望のエリアでは、改行を含むTeXコマンドが使用でき、itemizeやtabular環境等も使用することができます。 ただし、デフォルトでは通常のテキストが入力されたことを想定して、改行部分を自動的にTeXの 改行コマンド\\に変更して処理しますので、TeXコマンドを入力する場合は、TeX入力のチェックボックスを チェックして入力してください。
TeX入力のチェックボックスをチェックすると、入力したものをTeXコマンドであると想定し、そのままTeXに渡します。つまり、改行は無視される事となります。また、これらの中ではTeXのverbatim環境は使用できませんので注意してください。
和暦・西暦の切り替え
生年月日や入学・卒業年次等の年月日入力はすべて西暦のみの入力しか受け付けませんが、PDF作成時には西暦で出力するか元号つきの和暦で出力するかを選択することができます。和暦の出力をするには画面上部の"和暦出力"チェックボックスをチェックしてください。なお、対応しているのは明治以降現在までの元号で,明治以前の元号には対応していません。
入力データのダウンロードとアップロード
入力したデータは、画面右下にあるデータのダウンロードボタンを押すことで、ローカルコンピュータにXMLファイルとして保存できます。XMLファイルは通常のテキストファイルでもあるので、ローカルコンピュータでエディタ等で変更することもできますが、必要な情報等を壊すこともあるので、変更はおすすめしません。なお、お使いのコンピュータの日本語エンコーディングに合わせるためにダウンロードするXMLファイルの日本語エンコーディングを設定できますので、必要ならエンコーディングを指定してください。なお、XMLファイルの内容を見る必要がなければ、日本語エンコーディングは何を選択しても問題はありません。
ダウンロードしたXMLファイルはデータのアップロードボタンを押して再びシステムにアップロードすることができます。アップロードすると、画面は画像イメージ以外はダウンロードしたときと同じデータが表示されて、以前と同じ履歴書を再度生成することができます。アップロードしたデータを再編集することももちろん可能です。
白履歴書の出力
履歴書のフォームだけ入手し、すべて手書きで記入したい人は、画面上部の白履歴書のチェックボックスをチェックしてください。チェックすると、入力の有無に関わらずすべてのフィールドを空白または未記入の状態にした履歴書PDFを出力します。出力PDFのフォームは出力形式のドロップダウンリストで選んでいる形式のPDFとなります。
サーバーデータの消去について
履歴書作成時に必要なデータは、サーバー上で一時的に作成される暗号化された名称のURLに保存され、生成したPDFファイルと顔写真画像イメージ以外のデータはPDF作成直後にすべて自動的に消去されますので、履歴書内の個人データに作成者以外の人がアクセスすることは困難と思われます。画像イメージと作成したPDFファイルについては、何もしなくても24時間以内に自動的にサーバーから消去されますが、画面中央下部の"サーバーデータの消去"ボタンを押して、任意の時点でPDFファイルと画像イメージを完全にサーバーから消去することもできます。
既知の問題
Linux上のFirefoxで動くFlash Playerでは、SCIMを使用している場合テキスト入力が一切出来ないようです。Flash Player自体の問題のようですが、SCIMでなくUIMを使用すると入力が可能になるようです。
以上。